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世にも奇妙な物語 14.秋の特別編

いやー、半年前は就職活動中だったのですが、終わってからの世にもはスッキリ見れて楽しかったです。
今回は超短編もあり、真夜中の特別編もあった世にも奇妙な物語。興奮のさめないうちに感想を書き残そうと思います。




第一話 【サプライズ】

\サァプラーイズ/
の余韻を残すサイコホラーな一作。
まずは、「古っww」と言いたくなるようなタイトルバック。決して悪い意味ではなく、最近こういう「怖いですよ~」と煽ってくるタイトルバックが少なかったので、僕は好きです。地獄のタクシーで見た「HELL CAB」の文字を思い出しました(トラウマ)

シナリオ自体は、「大予言」「ドッキリチューブ」、ラストに関しては「死ぬほど好き」に似たタイプの印象を受けました。心霊要素はあまりなく、日常に潜んでいる奇妙、というテイストが感じられました。
全体を通して気味の悪いサプライズが続き、終わり方も「このサプライズは誰が仕組んだんだ!?」ということを明確にさせない点が良かったです。ただ、逆にこんがらがって「オチ投げたんじゃないか」と思う人が居てもおかしくなさそうです。この辺りは視聴者のさじ加減なので難しいところはありますが。

演出は前回より冗長気味かと思いました。松木監督の癖なのかもしれませんが、全体的に遠いんですよね……。演者さんが。
葬儀場で主人公の彼氏が棺桶から顔を出すシーンだって、最初からアップだったら怖かったんですよ。遠い分、怖くないんですよね……。BGMも「0.03フレームの女」から使い回しされていたり、個人的に良い印象は受けませんでした。後藤P推しの作品だっただけに残念な部分もありましたね……。

ですが、面白かったです。緊迫感や不気味さ、数年前には無かったブラック感が出ていて楽しかったです。


第二話 【走る取的】

お相撲さん怖い。
筒井康隆先生原作×ブラック系の名脚本家高山直也さん×ゼロ年代のアベレージヒッター演出家岩田和行さんという、豪華なスタッフ陣の並んだ恐怖作品。

「サプライズ」から一転して、コマーシャルのない走りっぷり。ひたすら走る。走り続ける。
そしてお相撲さんはスコップで殴っても死なない。なのに普通の人間は殴打されて首の骨を折られ、熱い抱擁によって身体をグシャグシャにされるという……いやあ、ブラック。
原作とは少し終わり方が違っていますが、これもまた世にもならでは。高山さんが脚本をされる時点で心配はしていませんでしたが、ツボを押さえたうえでラストまで進んで行ったという印象でした。

久しぶりの奇妙作品となった岩田和行監督のカメラワークも良かったです。岩田監督や植田監督に言えることなのですが、見ててテンポが良いんですよね。あっさり殺すにしても、ぐしゃっと殺すにしても、やられ方とかタイミングが。
ゼロ年代を密かに引っ張ってきた監督さんの復帰で、来年がますます楽しみです。


第三話 【未来ドロボウ】

奇妙作品では初めて、藤子・F・不二雄先生の作品を映像化。アニメのドラえもんの脚本を担当し、90年代から奇妙作品に関わりのある大野敏哉さんの復帰作品でもあります。

文句なしの一作でした。「おばあちゃん」のようなブラックオチにはせず、「ボディレンタル」のようなチープさも出さず。
意外と感動系で人が入れ替わる作品って、不作だったんだなあと今になって思いました。

ここ最近の世にもの中でも、哲学的な要素が詰まっており、それを後押しする吉田綱太郎さんと神木隆之介君の名演技。そこに後藤庸介監督の色使いが合わさって、完璧な作品に仕上がっていたと思います。

星新一SPがアレだっただけに、ここで上手く行かなかったらどうしようかと思っていましたが、その不安は解消されました。ありがとうございます。


第四話 【冷える】

後藤P曰く「一番の原点回帰」作品がこちら。
哀愁の漂う切ない一作でした。

勝手なイメージですが「食べ過ぎた男」「のどが渇く」のリメイクにあたるのかなと。このあたりで長年のファンは評価を下げる方も多いかと思います。
もう少し粘っていれば助けが来ただろ……という見方はもちろんできますが、そのあたりはご愛嬌で。話の大筋としては、先程上げた二作よりも若村さん演じる頼子さんの報われなさが現れていて、救いのないブラックエンドになったなあという印象です。「未来ドロボウ」があっただけに、救済されなかったのかもしれませんね……。

演出はこちらも問題なかったと思います。村上正典さんも長年奇妙作品に携わっているだけあって、「中に誰かいるぞ!」のタイミングであったり、着ているものであったり、伏線が上手く映像に乗っていたと思います。好き嫌いは別れるでしょう、ただ僕はかなり好きな作品です。


第五話 【ファナモ】

明日から「オレファナモに変えたから」と言いたくなるようなコメディ作品。

「ズンドコベロンチョ」にあるナンダコレ感と、「ママ新発売」のトンデモ感が混ざった感じでした。と言っても、終始落ち着いた雰囲気でしたが。あの銀座ファナモの曲にはやられましたwww

なんかこう……色々語れないんですよね、面白さのインパクトが勝っちゃって。
とりあえず、ファニスにツイッターのアカウント、フォローされました。


今回は超短編もありましたね。そちらもさらっと。

【インターホン】
オチにやられました。先入観恐い。ちっちゃ。

【シャドーボクシング】
影が強い! でも、試合はどうするんでしょうか。

【クリームソーダ】
女って怖いパート1。

【捨てられない女】
女って怖いパート2。
物だけじゃないんですね、捨てられないの。

【標識】
植 田 演 出 こ こ に あ り
という感じでした。なんかこう、不気味だけどほっこりさせちゃう。流石植田監督だなあと思いました。

【ストーリーテラー】
植 田 演 出 こ こ に あ り (またかよ)
今回はストーリーテラーもちゃんとしてるなあ(クスっと来たところもありましたが)と思っていたら。やはり比べ物になりません、若手のスタッフさんとは。

まとめ
面白かったです。結構面白かったです……。
昨年の浮上傾向から一気に、安定感を増してきた感じですね。
好き嫌いはあると思いますが、一つの作品として見れば「サプライズ」や「冷える」なんかは十分見る価値のある作品だと思います。駄作はなかったかなと思いました。
ただ、これで満足かと言われたら、もっと行けるんじゃないかと期待しちゃいますね。長年のファンは「冷える」じゃ納得いかないでしょうし、「サプライズ」も後藤Pの熱意に比べたら……という感じですから。
しかし、そんな後藤Pの口から「25周年はもっとすごいものを」という旨の言葉が出ており、この特別編は来年に向けた大きなステップであるともいえるでしょう。

今作で、恐らく後藤庸介監督がプロデューサーとして奇妙作品のかじ取りをしてくれるのかなというイメージが湧きました。演出も決まっていたので、この調子で頑張ってほしいですね。
あと、やはり松木監督は僕の好みと少し違う演出なんですよね……。「墓友」は良かったですし、今作も悪くはないのですが……。
恐怖作品の中心スタッフになるためには、今回で言うと岩田和行監督や同系統の作品「ドッキリチューブ」を撮られた石川淳一監督を越えるものが欲しいんですよ。
こればっかりは好みですからね……次回に期待したいと思います。

とはいえ、全編通して面白かった秋の特別編。来年はどんな奇妙が見られるのか。非常に楽しみです。
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日本の伝統的な国技である相撲で殺人とはね。流石侮辱テレビ。
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趣味:音楽鑑賞(実際はテレビばっか見てゲームばっかしてます)
特技:書道

平凡より少しずれた生活を送っています。マイペースな性格が災いしブログの更新もかなり不定期ですが、よろしくお願いします。

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