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世にも奇妙な物語 2014.春の特別編 その後

どうもこんにちは。就職活動中ですが、相変わらずニー彼のお祈りメールが一番のトラウマとなっている私です。

今回の春の特別編、面白かったですね~。
特に「墓友」「復讐病棟」の評判が良かったみたいで。また、「ラスト・シネマ」も幅広い層から支持されている印象があり、「空想少女」はキャストの面でも注目されるなど、特別編全体として、良作回だったと思います。

ということで、何故そのような印象を持ったか、考えてみたいと思います。

まず「墓友」について。
面白いと思った理由は、怖いと思えるシーンがあったからだと思います。
じゃあ、これまでのホラーは怖くなかったのか?と聞かれますと、しばらくはあまり怖いと思える作品はありませんでした。後味悪いならありましたが。
直近では「呪い裁判」で容疑者が舌を噛み切るシーンがありました。その時は思わず「わっ」と声をあげてしまいました。理由は、「舌を噛み切る」というイメージがなかったからだと考えています。
今回の「墓友」で怖かったのは、お墓の下から手が出てくるシーン。類似の映画を視聴していた方は気付いていたかもしれませんが、何か来る……とは思っていながら、もやもやした何かを打ち破るように手が出てきた瞬間、久しぶりに「わっ」と叫んでしまいました。
恐らく、この作品を視聴していた方の中で、同じことを思って下さる方はいらっしゃるはずです。これがまず一点。
二点目は、真野響子さんの出てくるタイミングかなと思います。
というのも、渡辺えりさんが真野さんのご自宅に伺った際、僕は「そろそろ真野さんが来るんじゃないか…」と気にしていました。ここ最近のホラーは「どうせこのタイミングでこいつが来るんだろうな」と、悪い意味で読めてしまったため、びっくり箱を開けるような緊張感が終始続き、ラストのオチに上手く繋がったのだと思います。
三点目は、脚本の質です。大筋は大体の方が考えていたと思いますが、ここ最近のホラーって、「二人で落ちて死ぬ」ところがオチで終わってしまうような話、すごく多かったんです。
それだけで評価するわけではないのですが、もう一つ踏み込めば、手が出るシーンにしっかりとした意味があったことです。あれも、本当に一命を取り留めた渡辺さんがお見舞いの最中、死んだはずの真野さんに襲われるという話だと最初は思ったのですが、実際には一命を取り留めかけた渡辺さんの生気を、死んだ真野さんが道連れにした、良い夢オチになりました。

ここ数年は寺田敏雄さん等、実力者を脚本家に据えることもありましたが、脚本・演出・出演者全てがかみ合わなかった作品が続いていました。特に「憑かれる」に関しては、少しずつツボを押さえていながら全て何か一つ足りない物が化学反応を起こしてしまい、過去最低のホラーと酷評されることもしばしば…。しかし、「墓友」はその真逆で、全てが上手く組み合わさった結果、すごく面白い作品になりました。
松木さんの演出が決まっていたのはもちろんですが、これまではホラーというジャンルでありながら、アプリやウェブサイト等、新しい技術と組み合わさったホラー作品でありました。それが、松木さんの「ほん怖」テイストな演出と合わなかったのかな…と。今更ながら考えてみたり。
もし、松木さんが「缶けり」や「憑かれる」を演出された場合、もう少しジワっと怖い作品となっていたのかもしれませんね。ホント、一作良かったから他も行けるだろうという欲張りなファン思考ですが、この作品にはそう期待させるほどの魅力があったのも事実。これからも、松木監督のホラー作品を期待したいです。


それに関連すると、「復讐病棟」もかなり評判の良い作品となりました。
硬派なブラック作品というジャンルも、「ヘイトウイルス」以来です。「ヘイトウイルス」も、落合監督が演出されていることで期待しましたが、印象に残っているかと言われたら、首を傾げてしまう点も。
今作に関しては、奇妙作品の良質なブラック作品を輩出している高山直也さんが担当されていました。
兆度一年前の特別編で「不死身の夫」「階段の花子」の脚本をされました。その時の評判もおおむね良好で、特に「不死身の夫」に関しては、後味の悪さが久しぶりに残る佳作の声もあがりました。ただし、飛び道具に頼った点で各所に疑念の残る作品でもあり、近年の作品に比べればいい方、という評価が多かったのではないでしょうか。
「復讐病棟」においても、高山先生らしさは存分に発揮されていました。オチていないじゃないか!と言う意見もあり、「仰げば尊し」をご覧になっていない方からの意見としては、他にも復讐を果たしたかった人が現れるというオチが良かった、という声もありました。高山先生の中では「仰げば尊し」と被らない脚本ということで、このようなストーリーになったと推測します。
ただし、奇妙作品では、この手の展開は想定の範囲内だと思います。
では、何がこの作品を「久々の良作だ」という評価に押し上げたのか。となると、やはりここは演出。
しかし、個人的に驚いたのは、石川淳一監督が、硬派なブラック作品の演出をほぼ完ぺきに、むしろやりすぎなくらいにされていたことだと思います。もちろん、石川監督が携わってらっしゃる作品群(奇妙以外)を見れば、「ストロベリーナイト」のような作品を演出されていますから、理解は出来ます。
しかし、奇妙作品に関して言うと「いきいきデー」「ドッキリチューブ」「不死身の夫」と、コミカルさが際立ったブラックコメディ作品が主。「呪い裁判」に関してもグロテスクな描写が先行したものの、心理的に後味の悪さを際立たせる演出ではありませんでした。それが、「復讐病棟」に関しては無駄を一切省き、藤木直人さんと赤井英和さんの緊迫感ある演技を最大限に引き出していたと思います。
また、雨とサイレン、鼓動にリンクした心電図の音だけに抑えたBGMに、真っ暗な診察室へ差し込むサイレンの赤いランプ。
前に一度言ったのが、「赤と黒の組み合わせが、シンプルに恐怖を煽らせられる」と言う話です。
僕はこの色の組み合わせが、すごく怖くて好きなんです。石川監督の演出は、その組み合わせが決まっていました。
そして、一番石川監督の色が出たシーンは、何と言ってもラストの1分間。
ここまでは河野圭太監督のテイストと近い感じで進んでいるように思いました。
しかし、藤木さんが最後の一言を告げた途端、最近の医療ドラマのOPのようなBGMが始まりました。真っ暗な診察室へ向かう藤木さんと、その先を悟る赤井さんの悲鳴に、「復讐病棟」のロゴでおしまい。
音で印象付ける点は、星護監督や佐藤祐市監督に近い印象を受けましたが、ロゴの出し方は、落合監督のようで。
勝手な思いなのですが、これまで奇妙作品を創り上げて来た名演出家のエッセンスがつまった作品のように感じました。
人間の心から来る粘着質の気味悪さを引き立たせていたおかげで、スタイリッシュなBGMすらも後味の悪さへ繋げていく演出の腕前。これはもう……流石としか。ホント、この方は最後の最後で雰囲気をガラッと変えるのが好きなんでしょうか笑(不死身の夫もそうですよね)

グロテスクで言いますと、この作品に参加された藤木直人さんにまつわる作品がありますよね……。
奇妙作品の中でも「昔はトラウマだったけど今見たらただただB級ホラーで面白い」と名高い(?)珍作、「恐怖のカラオケ歌合戦」はご存知でしょうか。僕は成人して初めて見ましたが一回目はかなりのトラウマになりました。
というのも、血飛沫はもちろん、腕がもげたり首を喰われたり植物の中へ取り込まれたり、今なら確実に倫理違反となる演出で、ある意味奇妙じゃないと出来ない作品でした。これ、クリスマスに流れたんですよね…?
ただ、話の大筋は「音痴を馬鹿にされたので復讐したら、その中に自分よりももっと音痴な奴がいた」という、まあ普通にやると駄作臭が強い作品です。その中に、藤木直人さんは出演されていました。
ただ、恐らくこのような作品の影響もあってか、近年はどんどん演出に規制がかかっていました。ゼロ年代に入ってからも、あまりドバドバ血が出る演出は控えられていったように思います。
そんな「恐怖の――」から十年以上も経ち、前衛的な作品が控えられている中、裁判所を血祭りにあげるというぶっとんだ演出をされたのも、石川監督なんですよね…。
そんな、グロ演出もばっちりな石川監督と、かつてグロ作品にしれっと出ていた藤木さんが組み合わさり、こんな質の高いブラック作品になるとは……。
10年代ではもちろんトップクラスですが、ゼロ年代を含んでもかなりトップクラスに入ってくる作品だったと思います。


その他、「ラスト・シネマ」はストーリーの評判が抜群に良かったですね。「走馬灯を編集する」という、誰も思いつかない設定がそのまま評価に繋がったような気がします。安易な感動路線に走らず、奇妙なテイストを守り切ったのが、高評価の理由かと思います。
また、先日は低評価にした「空想少女」も、見返すとやっぱり面白かったです。
そして、いくつかの感想の中で、この作品が箸休めの作品となっている、という感想を見ました。
確かに、「空想少女」がすっきり見れる内容だったので、「墓友」で帯びた熱がスッキリ冷め、「ラスト・シネマ」「復讐病棟」に繋がったと思います。
もしかすると、植田泰史監督の狙いはそこなのかな…と。
これまでは植田監督自身も、花形のホラーやブラック作品を演出されていました。しかし、若手スタッフが多く入っている中で、シュールコメディ系が続く監督の作品。
そこには、「オムニバス1作」ではなく「世にも奇妙な物語全体」を意識した演出があるのかなと思いました。
言うならば「オレもブラック系撮ってやる」というよりは「あんまり多いと胃もたれするから、ちょっと軽めの作品を入れておこう」という、視聴者を意識したものへ、植田監督の考えが変わっているのではないかと……。これはあくまで推測ですが。
そう考えると、安易に植田監督がいなくなる、今の世にも奇妙な物語は想像できません…。それくらい、大事なスタッフさんであるのだなと最近実感しました。


ここで、ちょうど一年前ほどに考えていた、「ゼロ年代(~10年代)を代表する演出家四天王」の構想が、現実味を帯びて来たなと。
シュールコメディ系を主に作品全体を引っ張る植田泰史監督。
Jホラーを追求する松木創監督。
ブラック系には何でも対応する石川淳一監督。
ここまでは当たりました。
そしてここにもう一人…と考えているのですが、ここがまだわかりません。
感動系やCG演出の巧みな高丸雅隆監督や、突飛な脚本を丁寧に料理する城宝秀則監督、2012年まで7年連続で参加されていた岩田和行監督。この辺りが候補でありますが、岩田監督に関しては、完全に奇妙から離れてしまいそうな気がします。
となると、有力なのは「相席の恋人」で一気に株を上げた高丸雅隆監督かなと。
今回の「ニートな彼とキュートな彼女」ではあまり高丸演出を堪能することは出来ませんでしたが、逆に今あんな世界観をすんなりと魅せられるのも、奇妙スタッフでは高丸監督な気がします。
一方、城宝秀則監督にかんしては、どんなジャンルにも役者さんにも対応出来るようなポテンシャルの高さを秘めていると考えています。「ある日、爆弾がおちて来て」は賛否ありましたが、こちらも他の監督さんではもっと危なかったような気がします。

そして、ここに関わってくる脚本家の方も大切です。
若手脚本家の中ではかなり名声高い和田清人さんはもちろん、今回の「墓友」で内容の濃い脚本を書かれた吉井三奈子さんには今後もホラー作品を期待したいなと。また、「ラスト・シネマ」の小峯裕之さんに関しては、新しい奇妙な世界の扉を叩いてくれる期待感がより高まりました。

来年は25周年に突入するかもしれない記念の年。そこに向けて着々と、スタッフさんの個性が現れてきました。
僕はなのですが、演出の方に関しては、もう復帰されなくて大丈夫かと思います。もちろん、見たいのはありますがね。
ただ、「今の奇妙が面白くないから戻ってくれ」ではなく「今の奇妙が面白くなってるから、あの方の演出で見たい」と変わった頃にでも、星護監督が戻って来てくれそうな気がします。

また、ゼロ年代を支えてきた他の演出家の方にも戻って来てほしいです。
「採用試験」の小林義則監督や「あなたの物語」「密告ネット」の都築淳一監督など…この波に乗っている今だからこそ、是非とも一作撮ってもらいたいです。
僕は岩田監督が早く戻って来てほしいですね。折角長い間スマッシュヒットを飛ばしてきたのに、今新時代が始まろうとしている時に居ないのはファンとして残念です。あのどのジャンルもオールマイティに対応する演出、大好きなのです。

長々と書きましたが、今回はホント面白かったですね。
あと、某サイトの方にも僕の就活状況を気にしてもらっていることがわかったので、ちゃんとお祈りが来ないように頑張ろうと思います。
そしてとっととリア充になれるように頑張ります!!!
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世にも奇妙な物語 春の特別編 2014

終わってしまいました!!
楽しみにしていた時間はあっという間…。今回の世にも奇妙な物語、皆さんはどうでしたか?
かなり面白い作品の多かった2013年度から、飛躍の年になるのか!
以下、感想です。



「ニートな彼とキュートな彼女」

一話目はハートウォーミングものでした。これまで不作も不作のホラー系が続いていましたので、目線を変えるにはぴったりだったと思います。
内容といたしましては、「仮婚」のハッピーエンドバージョン、という印象。
まとまっていましたが、「仮婚」のインパクトが強かったこともあり、やや物足りなかったです。
主演の玉森君や木村文乃ちゃんの演技は見ていて微笑ましかったですが、ポップ感が出過ぎると「試着室」のように、それ奇妙でやる必要ある?と思ってしまいます。今作もちょっとですが、そのような思いを感じました。「相席の恋人」で良い演出をされた高丸雅隆監督が演出だっただけに、ちょっとだけ期待はずれでした。
ただ、一般の視聴者受け(私のツイッターTLからの判断です)はまずまずだったと思いますので、掴みは良かったのでは。
就職活動……上手く行きたいです。僕が。ある意味一番ブラックでした。お祈りメールが……。

点数換算→60点



「墓友」

二話目はストレートなJホラー。僕としては、松木創監督の演出があまり好きじゃないし~ということで一番期待していませんでした。
わびさせていただきます……申し訳ありません!!!
めっちゃ怖かったです!!!
ストーリーは初期の「ともだち」「鏡」から最近の「憑かれる」まで色んな作品に似てる部分があったと思います。要は、王道パターンだったのかな、と。
ただ、その点をカバーしたのは渡辺えりさんと真野響子さんの怪演です。
特に、真野さんの演技は恐ろしかったです。自分を刺して死んだかと思えば、カッと目を見開きそのまま奈落の底へ。
ここまでは役者さんの力でぐいぐい引っ張っていた感じでした。
そして、ラストシーン。
渡辺えりさん救済エンド!?ハッピーエンドなの!?と思いきや、うねっと地面から手が。
僕もTLも「きゃああああああ」の嵐でした。そして、夢オチではなく、息を引き取る渡辺えりさん。絶命の仕方も後味の悪い展開でしたね。
もし、一緒に崖から落ちて、一緒にお墓へ入りましたエンドだったら「またかよ……」となっていました。
それが、少しストーリーを加えることで、「めっちゃ面白いやん!」そう思える作品になるんだ、ということを実感しました。
本当に、面白かったです!!松木監督の演出はこれから期待したいです。吉井三奈子さんも、また参加してほしいです。

点数換算→100点(大甘ですかね?)


「空想少女」

三話目はシュールな独白系作品。能年怜奈ちゃんも出演と言うことで注目度は高かったですね。
ただまあ、コラボ企画の雰囲気を彷彿とさせるような、ハッキリ言うと駄作でした。
近年は「ホラーやブラックはダメだけど、シュールは面白い」というのが定石だったのですが…。
昨年度は「AIRドクター」「水を預かる」といった、シュール系作品で傑作が生まれたわけで、どちらも「○○ではない」「水への疑念」というコンセプトがぶれていなかったのが、面白いポイントだったと思います。
この作品の場合、結局どこを主軸に置いてシュールな作品を作りたかったのかがわからないまま終わった気がします。
戦国時代とリンクした妄想劇と、そこへ行くまでの現実の話の展開がお互いに邪魔し合ってたようにしか見えませんでした。
何かボタンをかけ直すだけで、面白くなる作品なのですが……。
正直なところ、このタイプの作品は外部の方に頼むか、森ハヤシさん×鈴木雅之監督が作るように固定すべきかなと思いました。

点数換算→30点


「ラスト・シネマ」
四作目は感動か、ブラックかを最後まで迷わせた一作。小峯裕之さんの脚本は「ベビートークA錠」で見たようにどう転ぶかわからないので、楽しみにしていました。
演出の雰囲気も軽く、結構最初の方に感動系かなと思ったのですが、予想通り。ただ、彼の真意を知り、そこから走馬灯の映像を作っていく展開は良かったです。
ただ、奇妙作品初メガホンとなった山内大典監督の演出に、少し甘さを感じました。
感動か、コメディか、ブラックか、どれでも良さそうな演出を狙ったのかもしれませんが、どっちつかずの演出が感動を引き立たせられなかった、これは一番やってはいけないことだと思います。
かといって、面白くなかったわけでもないんです……小峯さんの不思議な設定に合わせて、不思議な展開を広げていくところは結構好きなんですよね……。
もう一回ちゃんと見て、面白い点を見つけたいです。
あと、死んでもブラック企業では働きたくないです!!!

点数換算→50点


「復讐病棟」
五作目は奇妙作品を代表する、粘着的な後味悪さを持つブラック系作品。これで締め括られると、眠れません。
原作付き・高山直也さんの脚本ということで、外れはないと思っていましたが、大当たりでした。
「仰げば尊し」との類似性は指摘されていますが、「復讐病棟」では報復の対象が先生ではなく、先生の息子である、と言う点に後味悪さを感じました。ここが、「仰げば尊し」との大きな違いだと思います。
白衣の藤木直人さんに、体育教師の赤井英和さんの掛け合いも素晴らしかったですね。最近のブラック作品だと「いじめられっこ」「ヘイトウイルス」くらいしか、お堅いブラック系作品はなかったので、新鮮な気持ちで見れました。
そして、一番評価したいのは、石川淳一監督の演出です。薄暗い雰囲気で掴みはバッチリですし、ホラーな感じも出ていました。土砂降りの雨にサイレンの音と赤いランプ。注射器からにじみ出る液体。そしてラストのワンカット。
フジの医療ドラマで使われそうなBGMに合わせて「ノロウサギ」の部分にかかるエフェクト。絶望を暗示させる暗闇へ消えていく藤木医師と、末路を悟る赤井先生。扉が閉じ、「復 讐 病 棟」のタイトルロゴと、悲鳴のコンビネーション。
後味の悪さに加え、畳みかける展開に圧倒されました。傑作です。個人的には、奇妙作品を代表しても、良いんじゃないかと思います(新参者なので、大きく出ちゃうところは許してください)。とにかく石川監督の台頭は、ある種落合正幸監督や星護監督が居なくなっても、大丈夫なんじゃないかと思いました。

点数換算→100点


「ストーリーテラー」
今回印象的だったのは、「ラスト・シネマ」のストーリーテラーがなかったことです。無いバージョンも結構面白いなと思いました。また、「桜」に合わせて奇妙な世界を演出しているところは、流石植田監督。花びらが毒々しい血に替わったり、桜の木に顔が浮かんだり、こういうホラー演出は淡々とされているなかでも、きっちりおさえられているので、もう植田監督にそっち系の話を演出してほしいと願うばかりです。
タモリさんのサングラスが残り、消えてしまうシーン、そして、桜の「」妙な演出。
ここがしっかりしている時は、本編も期待できますね。

点数換算→70点

合計→410/600点(平均68.3点)



暗黒期を脱しつつあると言われた2013年から、更に飛躍を遂げ…つつあると言っていいでしょう!
そのポイントは、何よりも松木監督の演出です。
今までは怖くないけど、どっかに怖さがあるんだろうなあと思っていました。
今回に関しては「怖い!」と思えました。それが、見ている方にとっても良い材料だったのではないでしょうか。
さらに、石川淳一監督が硬派なブラック系も大丈夫なところが嬉しかったです。
これまで「呪い裁判」を除いては比較的ブラックコメディ路線だったため、こんな見せ方も出来るのか、と思いました。
また、他の初参加の方々も及第点の作品は排出出来ていたと思うので、問題はありません。

逆に、前も言った植田監督作品が逆に「駄作?」という不安を抱え続けているのは事実。
これは好き嫌いもあるのでしょうけど、怪作「ワタ毛男」以来、尻すぼみ感は否めません。
僕としては、一度メインプロデューサーの役割を別の方へ渡してもいいのではないかと。
岩田和行監督や、都築淳一監督など、同時期を支えてきた監督さんは多くいらっしゃいますし、現状では「ひと枠分を埋めるために撮ってる」と思われても仕方ないかなと思ってしまいます。
それが無理だとしたら、がっかりする作品はもう撮ってほしくないですね。
これまでは「最近の作品なんて植田監督のしか面白くないわ~」って言っていたのに、折角波にのっているのに、一番乗らなきゃいけない人が乗れていないように感じます。
それは、私達には見えない、大変な作業なのだと思います。逆に、植田監督が居なければ、途中でこのシリーズも頓挫していたかも、しれませんし。
だからこそ、次回こそは!傑作を期待したいです。

ホント、今回も楽しめた2時間でした。また、秋に見れることを祈って……そして、僕の内定が出ていることを祈って……。


ホント、墓友、評判にもなってますし、良かったです!!!
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プロフィール

ロボ

Author:ロボ
年齢:19歳(大学生)
出身地:大阪
血液型:O型
誕生日:3月31日
趣味:音楽鑑賞(実際はテレビばっか見てゲームばっかしてます)
特技:書道

平凡より少しずれた生活を送っています。マイペースな性格が災いしブログの更新もかなり不定期ですが、よろしくお願いします。

ちなみに、リンクはフリーです。相リンもOKです。よければコメント欄にて、メッセージを残してください。

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