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世にも奇妙な物語 2013年 春の特別編

昨日、ようやく放送がありました、世にも奇妙な物語、春の特別編。

その感想を簡単にまとめたいと思います。

順番は、個人的な順位で、一番面白かったのが、ラストです。
(評価基準はA~Eの五段階。+がつくと上のランクに近い、或いは申し分なし。-がつくと下のランクに近い、評価にも値しない)


●石油が出た(C-)
主演は関ジャニ∞の丸山くん。
脚本はブラジリィー・アン・山田さん『未来同窓会』『さっきよりもいい人』を手掛けられた方で、後述の『ワタ毛男』含め、新しい奇妙作品のスタッフさんの中でも、割と評判の良い方です。
そして演出は奇妙作品ゼロ年代を代表する監督、植田泰史さん。『イマキヨさん』『声を聞かせて』『空白の人』等、今までのスタッフさんとは一風変わったブラック作品を演出されたかと思うと、『JANKEN』『才能玉』等、シュールなコメディを展開する作品を手がけられたりする、今や欠かせない存在です。
山田×植田作品としては、一年前に放映され「世にもらしさ」が古参ファンからも好評を得た『ワタ毛男』が有名ですね。
今回もそんなのを期待していましたが、アイディアで終わっちゃったなあ……というのが本音です。後で出てきますが、鈴木雅之監督との差を感じずにはいられませんでした。
人間油田の話を膨らませて、もう少しブラックに転じてもよかったなあと思うんですが、植田監督の口ぶりでは、あまりそのような作品を撮りたい、という感じではないですね……。
ただ、細かいパロディやテンポの良さ、売約済みのオイルを発見するまでのちょっと怖い演出等、流石、という面も。丸山くんふくめて演技は問題なかったので、アイディアをもっと膨らませられたら大化けしたはず……!
他の脚本家さん、演出家さんならもっと高い評価出しても良かったかもしれませんが、山田さんと植田監督には、かつての中村基樹さん×星護さんのような存在になってもらいたいので、辛めの評価で。でも、面白かったです。

いや、もっと進撃のk
人間油田押して良かったよ。


●呪web(C+)
主演は僕の大好きな佐々木希さん(ノゾミール
脚本は小川真さん。僕の知る限りでは初めて名前を拝見しました。フジ系列の『救命病棟24時シリーズ』『dinner』等を担当されている方の様です。
演出は松木創さん。前回の『心霊アプリ』では酷評も多かったので、今回はそれを見返す活躍を期待していました。
なんというか、説明が多かったなあという印象。
恐らく脚本家の方の中には、この作品が「ホラー」ではなく、「ブラック」の位置付だったのではと推測します。人を呪わば穴二つ。そういう戒めもあったのでしょうが、ブラックで同系列の作品を探すと『復讐クラブ』『密告ネット』、この二つの傑作を越えなければならないのです。
演出面では、すごく改善されているな、と思いました。血の演出や、親友の死体の様子など、及第点はクリアしていた印象があります。また、最後のノゾミールが恐怖に震える顔で終わる。ここは痺れました。
ツイッターの方では「松木監督は奇妙に合ってない」と言ったりしましたが、何回か見ると面白く見られる、スルメ感がありました(ただ、松木先生のツイッター上の政治話は苦手です……)。
何より、ワラニン可愛い。あのポップ感が凄く良かったです。
そして、話を戻します。
奇妙ファンのあなたなら『復讐クラブ』を思い出したと思います。ただ、演出面では『密告ネット』のポップでグロい雰囲気があったなと僕は思いました。僕はその二つが頭に浮かんでしまって、『呪web』はそれを越えれないよなあと判断してしまいました。懐古厨乙です。
蛇足ですが、個人的には『デビルサバイバー2』のアニメ公式アカウントがニカイアと似ている旨のツイートを発表してくれたのは、何だかうれしかったです。

ワラニン、可愛いよやっぱり。


●階段の花子(B-)
主演はチュートリアルの徳井さん。
原作は辻村美月さん『踊り場の花子』。
脚本は高山直也さん。後述しますが、『ヴァーチャルリアリティ』以来6年ぶりの奇妙作品参加となりました。
演出は木下高男さん。『奇妙な出来事』時代の演出もされており、『レンタル・ラブ』『友達登録』等、切ないお話を担当されるイメージが強い監督さんです。
高山さん、仕事し過ぎ笑
奇妙作品のご法度「幽霊もの」ではありましたが、ミステリーに転じて上手くまとめられていたかな、とは思います。しっかり伏線も張られていましたし。
ただ、何かが足りない。大政絢さんの演技もよかったし、徳井さんも先生っぽくて悪くなかったのに。
演出だって、電気が消えた瞬間、奥で光る非常灯の赤色が気持ち悪かったし、ちらちら映る鏡も怖かったのに。
やはり、怖い話に、ストーリーの量が増えるとしんどいんだなと思いました。
今回の作品は、ミステリーの側面が強いお話だと思います。同じ都市伝説系なら『イマキヨさん』なんて、途中までコメディっぽかったのに最後ダークサイドに叩き落されましたから。
『呪web』と同じく、ホラーは話をすっきりさせないといけないのかな、と。
ただ、ここ最近のホラー系では中々面白かったです。


あのじわじわ頭から流れる血を、佐藤源太監督(蛇口)は見習うべきだ。



●不死身の夫(A-)
主演は壇れいさん。金麦。
脚本は同じく高山直也さん。『サブリミナル』『罰ゲーム』『懲役30日』等、傑作中の傑作を輩出してきた先生です。
演出は石川淳一さん。最近では『呪い裁判』『ドッキリチューブ』が印象深いですね。フジ系列のドラマでは、あの『リーガル・ハイ』の監督をされていました。
おなじみのBGM、ポンポン進むドラマ、壇れいさんと尾美としのりさんの怪演。
そこに、SFという道具を混ぜ込んで、どこか『完全治療法』みたいな方に持っていくのかと思いきや、オチは『おばあちゃん』のような、「ああ、そうきたか……」という後味の悪さ。
いや、むしろ金麦の如く後味は良かったのか????
とかく、高山先生流石!と言っちゃいました。
もちろん、クローンという飛び道具を使い、さらにオリジナルの壇さんは死んでしまったわけですから、何とも言えない雰囲気はあります。その、何でもアリになっちゃうじゃん、という点では。
ただ、恐らく奇妙作品ファンが待っていたブラック系の落ちとしては、今回の不死身の夫は、久しぶりに見せてくれたんじゃないかと思いました。そこは流石高山先生。
次回は、もっと日常に沿って、ブラックを提供してほしいです。いや、高山先生ならやってくれる…!
関係ないですが、石川先生の演出、リーハイ含めて好きになってきました。


なら、次は堺さんを主演で。


●AIRドクター(A)
主演は待ってましたオグリッシュ小栗旬さん。
原作は小田扉さんの『もどき』。
脚本は森ハヤシさん。『雰差値教育』のダーク差から、『理想のスキヤキ』のゼロ年代版ズンベロに至るまで、幅広いジャンルの脚本を書かれる、ゼロ年代期待の星の一人。
演出は鈴木雅之さん。この名前を見ればもはや何も語らずに済むでしょう。
最近はこちらの森さん×鈴木監督作品も熱いです。『理想のスキヤキ』『耳かき』という傑作を送り出してきた二人が、またやってくれました。
全てはあの時計……いや、室温計だったか、とりあえずあいつ!!!
スキヤキや耳かきは、主演の立ち回りで持っていったのに対し、今作は乗客している人間のほとんどが、AIR。
いや、一人モノホンいましたけどね。
『耳かき』の放映後、面白いけど、食傷気味という意見も多かった中、ファンのワガママをしっかり聴いてくれたかのような出来上がり。
面白いと、語る口が少なくなってしまいますね笑
本当に面白かった。今日もまた見ようと思います。

ところで、あのショタは本当だったの。



総括すると、B+くらいかなと。
言っちゃえば、良作揃いの特別編でした。
ちょうど12年秋の特別編で、落合正幸監督がメガホンを振るわれ、寺田敏雄さんが脚本を書かれ、サブタイトルが良い感じに大人しくなったあたりから、いい意味での原点回帰を感じていました。

この春の特別編は、原点回帰というより、温故知新という言葉が似合っていたかもしれません。
高山先生や鈴木監督の存在は大きいですが、森ハヤシ先生や石川淳一監督辺りが頭角を現してきた印象も強かったです。
昔の奇妙作品は確かに良かった。でも、これからだってまだまだやれる。だから、どんどん新しいことにチャレンジしていくぞ、というのが見えたラインナップだったかなと思います。
一時は古参スタッフがいなくなって、どうしようもなくなっていた奇妙な世界。そこに、少しずつ復帰される方がいらっしゃって、同時に新しい常連の方がいらっしゃって。
この春の特別編は、新たな世にも奇妙な物語の黄金期を予感させるようにも思えました。
ただ、油断は禁物。
僕としては、中村基樹先生と星護監督の復帰も楽しみにしていますし、松木創監督や石川淳一監督辺りの新規スタッフの方も奇妙な世界を表現する重要な方の中に食い込んできつつあります。


そこで重要なのは、ゼロ年代の演出家四天王を確立すること。
僕はそう思います。
今は植田泰史監督だけがゼロ年代のトップとして引っ張っている印象があります。しかし、植田監督自身はあまり恐怖作品を撮ってくれそうな口ぶりではありません。
個人的にゼロ年代の演出家さんで好きなのは
●都築淳一監督
『あなたの物語』『フラッシュバック』『いじめられっこ』等、トラウマになりそうなゼロ年代のブラック系作品には欠かせない監督さんです。『いじめられっこ』以来奇妙作品に関わっていませんが、植田監督がシュールコメディ路線を突き抜けるならば、ノスタルジーでドス黒い路線を都築監督には突き進んでほしい。小椋久雄監督や、星護監督のようなポジションに来てくれると嬉しいですね。
●石川淳一監督
『呪い裁判』では、久しぶりにグロさを主張した演出を展開してくれたこともあり、今の世にもには足りないスプラッター感を出せるならこの人かな、とも思います。リーハイやストロベリーナイトで得た自信を手に、奇妙作品でもグロテスクであったり、心の痛くなる作品を手掛けてほしいなあとも思います。星監督の演出補として御勉強なされていた経験もあるらしいので、こちらもまた、星監督のスタイルを受け継いでほしいです。
●松木創監督
今作の『呪web』に、『心霊アプリ』『未来同窓会』の三作のみではありますが、着々と奇妙スタッフの常連になりそうな気配を見せています。見せ方に関しては十分面白いと思うので、もっと恐怖やグロさを工夫してくれればいいなと。でも、今回おっしゃられていたアート性は、大事にしてほしいです。落合正幸監督が心配して戻って来なくてもいいように、怖い作品、どんどん期待したいです。
他にも名前をあげたい監督は居ますが、四天王、と言い切ったので、メンツも四名で。
あと、wikiにあの見るのも嫌な奇妙作品の関連事項に四名が「ゼロ年代を代表する演出家」みたいな感じで載ってくれたら僕は嬉しくて鼻血出すかもしれません。
ホント、あの色合いは怖いですw 黒と赤と白のバランスが綺麗過ぎて……今日もうっかり見てしまいました。


話は元に戻して。
折角面白さが戻ってきたなら、今度はそれを継続してほしいのがファンの願いです。
シリーズ物は、どの界隈でもマンネリするのが世の常。
だからこそ、長く長く残ってほしい。
時に酷いことを言うこともあるでしょう。
でも、それは愛があってこそ。
今日もまた昨日の録画を見て、明日に向けて頑張ろうと思います。






最後に。


































僕は、実はショタコンではない。ロリコンである(え
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プロフィール

ロボ

Author:ロボ
年齢:19歳(大学生)
出身地:大阪
血液型:O型
誕生日:3月31日
趣味:音楽鑑賞(実際はテレビばっか見てゲームばっかしてます)
特技:書道

平凡より少しずれた生活を送っています。マイペースな性格が災いしブログの更新もかなり不定期ですが、よろしくお願いします。

ちなみに、リンクはフリーです。相リンもOKです。よければコメント欄にて、メッセージを残してください。

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